ピーエーワークスさん、僕の中で勝手に略して「PAさん」。
そんなPAさんは不思議です。
僕がお付き合い長くなってきているから・・・という理由もあると思いますが、家族的な雰囲気が漂っているのを感じます。もちろん褒め言葉です。
PAさんのフィルムから滲み出る家族感は、会社の雰囲気そのままなんだろうな・・・と思います。僕はPAさんの全てを知り尽くしているわけではないですが、普段接しているスタッフの方から感じるのはやっぱり「家族感」なのです。
「true tears」の時にも感じていましたが、今回の「花咲くいろは」ではもっとそれを感じます。
あの「CANAAN」にも家族感はありました。
そして何が言いたいかというと「花咲くいろは」ってのはPAさんそのものなんだろうなと思うのです。だから暖かい感じがするんでしょうね。
そして最初に書いた「PAさんは不思議」というのはどういうことか。
仕事が忙しくても、殺伐するようなスケジュールでも、この「家族感」は失われないのです。それが不思議。人間誰しも忙しくなるとピリピリイライラします。隠しててもそのムードは伝わります。僕もそういう時、たくさんあります。そういう時はごめんなさい。なるべく笑顔で居られるよう日々精進しております。
で、ですね、ピリピリイライラってのは家族感とは真逆なものだと思うのです。
PAさんだってそういう時はたくさんあると思うんですが、家族感が失われている印象はありません。
これが凄いなあと思うのです。
ハートフルです。
あ、ハートフルって久々に使ったな・・・。
いいな、ハートフルって言葉。
だって「ハート(心)」が「フル(満タン)」ってことですよ。
素敵じゃないですか。
そうだ!
ピーエーワークスさんは今日から僕の中でサブタイトル(企業名にサブタイトルってのも変ですが、他になんて言って良いか分からないので、今回はこの言い方で許してください)は、「ハートフルアニメーションスタジオ」になりました。
「ピーエーワークス〜ハートフルアニメーションスタジオ〜」
どうですか。テキストで書くとイマイチ分かりにくいかもですが、これをアニメのタイトルロゴみたいに誰か画像作ってくれないかしら。
このサブタイトル今度堀川さんに提案してみよう。
というか、このブログに書いた時点で堀川さんは読んでるよな・・・
どうですかね、堀川さん。
・・・ってブログを使ってコミュニケーション取るなよ、って話ですよね。
失礼しました。
話がとっちらかって来ました。
僕の言いたいことは伝わったでしょうか。
つまりですね、暖かいアニメを作るには、スタジオが暖かくある必要があって、それはなかなかやろうとしてやれることじゃないんだ、ってことです。
素敵な作品を作りたいならば、素敵な人達が集まらないといかんのです。
花咲くいろはって作品はそういう貴重な作品ですよっていうことでひとつよろしくお願いします。
執筆者:ランティス斎藤