「アニメみたいな青春を送りたかった」とは、誠に残念な人生を送ってきた私みたいな人間が吐きがちなつぶやきですが、そんなチープなあこがれを跳ね返すくらいにリアリティ溢れる「花いろ」のシーンを目の当たりにすると、憧れを越えて自分の不甲斐ない半生が走馬灯のようにフラッシュバックされてしまい、さきほどの溜息とも付かない嘆きを生み出してしまうわけです。
こんなにも「青春」感溢れるアニメを作っている中の人って、いったいどんな青春時代を送ってきたんだろう?
きっとあの社長さんは結構素敵な青春を謳歌したに違いない、ひょっとするとあのキャストさんたちは青春真っ只中、あるいはあのスタッフさんは脳内で絶賛青春中!?、などと要らぬ妄想を繰り広げてしまって余計に凹む、2月の風もまだ肌寒いスタジオからの帰り道なのでした。
でも、いろんな経験をしてきた、あるいは現在進行形で経験している人たちの知恵と体力を尽くして作り上げたTVアニメの第1話は、必ずや見てくれたみなさんの心を動かすものに仕上がったはず。
放送まではまだちょっと間がありますが、みなさまお楽しみに!
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