こんにちは。ランティス斎藤です。
とあるきっかけでリフレクティアをヘビーリピート中です。
「リフレクティア」というのは、eufonius(ゆーふぉにあす)の曲です。
ピーエーワークスさんが制作されたアニメ、『true tears』のOP曲でした。
改めて思ったのは、、「なんていい歌なんだ・・・」ということでした。
この「リフレクティア」が生まれたのは2008年1月でした。
あれから3年半が経ちます。
最近、『true tears』を知らない人達にこの「リフレクティア」を複数の方々に聞いてもらう機会がありました。皆さん初めて「リフレクティア」を聞いた、という方々です。口々に感想としていただいたのは「とても良い歌」ということでした。
メロディも良いですが、歌詞も良いと。
前に向かっていく希望の歌詞。「明日」「未来」へつながっていく歌ですね、と。
とても気に入ってもらえて、凄く好きになってもらえました。
3年半経って、『true tears』とは離れた場所で、新しい人達に感動してもらえる。
今回これは新たな感動でもありました。
アニメのOP/EDなどを作って、そのアニメを見たファンの方から「良かったよ!」とお声をいただいた時とまた違った感動がありました。
「歌」だけひとり歩きして時代を超えて人を感動させているというこの事実。
「ああ、この仕事って楽しいなぁ・・・」と改めて思わせてくれました。
歌や音楽は残っていくんだなぁ・・・と、当たり前のことを再実感しました。
それを感じさせてくれた「リフレクティア」に感謝ですし、eufoniusありがとう!と思いましたし、その曲を産むきっかけを与えてくれた『true tears」という作品(関わったお客さんやスタッフの皆さんひっくるめて)に感謝したのでした。
『true tears』が丁寧に丁寧に作られていたからこそ「リフレクティア」も心に残る曲になったのだと思います。
ありがたい話しです。
そしてその『true tears』から3年過ぎて始まったこの『花咲くいろは』。
『花咲くいろは』でもたくさんの歌が産まれました。
どの曲も、生まれた曲が何年かして『花咲くいろは』のことを知らない方々の耳に触れた時にも、「なんていい歌なんだ」と思ってもらえると思います。そして曲がきっかけで『花咲くいろは』に興味をもってもらうことも出来ると思います。
そんな未来のファンに向けても責任がある仕事をしてるんだなと思うと、気持ちが引き締まりますし、とてもやりがいがあります。
例えるならば、、、タイムカプセルを毎日作っているようなものです。
20年後の自分へ。みたいな手紙を書いたりしてタイムカプセルに埋めて。20年後に取り出して読んで・・・。というようなあのタイムカプセル。
歌や音楽を作るというのはまるでタイムカプセルを毎日作っているようなものだなぁ・・・と思いました。
5年後、10年後、もっと先にでも。
未来のファンに聞いてもらっても恥ずかしくないものをしっかり作っていこうと思います。機材などの技術などは古くなっていくと思いますが、そこにこめた「気持ち」は古くならないもんだ、、、と「リフレクティア」を聞いて改めて確認出来たので自信が付きました。
しっかり汗をかいて、しっかり気持ちを込めて作ったものは何年たっても古くならないもんです。
『花咲くいろは』はアニメも音楽も周囲のもろもろも、しっかり「気持ち」が入っている作品だと思います。ということは色褪せない作品ってことです。
こういう作品にずっと関わっていけるよう、精進していこうと思います。